昨日の9番を評論家のs章恭氏が聴きに行ったみたい。
以下氏のブログより引用

クライマックスに至る122小節からの4小節間、「たくさんの弓の返しで」と指示された
第1および第2ヴァイオリンの高弦の輝きが天を染め上げるとき、
インバルの指揮が横型に転じては、凄絶なまでの効果を生んでいた。
ここへきて、マーラーの心の叫びとインバルのそれが共鳴し、ひとつになった。
http://blog.goo.ne.jp/akicicci/e/70d22ada897c5b4def1bec40d1f504e9


僕はP席で聴いていたのだけれど、この箇所での正面から見るインバルの指揮姿にはドキッとしたし、
何より弦楽器の音がすごかった。
熱い叫びというよりはもっと厳しいもの、人を寄せ付けない氷塊が宇宙に突き抜けるような
孤独な魂の凍える叫びを聴いたような気がする。
ここから最後までが一番の聴き物だったかな。
最後の最弱音が消えて行くところなどはもう本当に美しくて、
ホールの天井を見上げながら漂う音をただただ聴き入っていた。

s氏のブログには「ここで、客席に大きなトラブルの発生した」とあるけど、くしゃみか何かの物音のことかな?
終演後の拍手とブラボーは凄かったです。