俺はティーレマンのベートーヴェンチクルスも、ラトル&ベルリンのハルサイも、パーヴォ&パリ管も、これまで全部現地で聴いてきたが、わざわざ高い金払ってでも日本でもう一度聴きたい、と思わせたのは、掛け値なしにパリ管だった。
他のも良かったし、まあわざわざ聴きに行っただけの甲斐がなかったわけではないけど、「こうなるだろう」と思った通りの予定調和というか、この場で音楽が生み出されているという新鮮さには欠ける印象。
なので、同じ演目で再度、しかも条件が必ずしもよろしくないところで聴く気には正直ならない。
他方、パリ管は、前回の来日時も素晴らしかったが、毎度「おぉっ」と思わせるところがある。
ウィーンやベルリンに比して必ずしも技術的に秀でているとは思わないが、聞かせどころを心得ているというか、そういう点での上手さはウィーンやベルリン以上と感じることが多い。
なので、俺は>>613の言うことに大半は同意だ。金とヒマが有り余っているならどうぞ毎日いろいろ通ってみたら、というところだけれど、今月どれか外来オケ公演を一つだけ勧めるとしたら、やっぱりパリ管だと思う。
たとえ価格体系が逆だったとしても、この意見は変わらない。