ファルスタッフって、場面の状況や心理描写を
オーケストラが能弁に語っていると思うんだが、
その点、きょうのオケはすばらしかった。
スカラ座のオケってこんなにすごかったっけ、という感じ。
5階の大貧民席だったのだが、文化会館の天井席の音響もバカにできないな。
ただ、空席も目立った。SAB席は、かなり売れ残りがあったのではないかな。

2幕の最後、ファルスタッフの入っている洗濯籠がキッチンの窓から川へ投げ出される。
もちろん、窓の高さに担ぎ上げられた時点では、カラなんだがその手法は、歌舞伎と同じだった。
本物の、馬やチキン?の丸焼きも登場し、小ネタも楽しめた。もっとも
かつてのメトでは、馬が草を食うだけではなく、ナンネッタ役のボニーが
馬にまたがったまま、歌っていたけど。
点数としては、とりあえず、98点くらいをつけたい。