先日のドキュメンタリーで歌劇場の支配人だかが彼は世界一になろうという気が無い
彼ひとりに振らせて世界一になれるもんでもないなどとコメントしていた。
チェリビダッケも生前サヴァリッシュについて音楽学校の校長がお似合いと言ってた。

どちらも辛辣な、しかし的を射たきわめて的確なコメントだと思う。
自分自身70年代半ばから定期で何度となく実演を聴いてきたが、確かに丁寧にまとめてあるが、
華もなく強い自己主張するわけでもないから、それ以上に聞き手の心を深くえぐったり感銘を
与えてくれることはなかった。
堅物の大学教授が冗談も言わず脱線もせず淡々と講義を進めていくような、よく言えば生真面目、
悪く言えば退屈な印象しかない。
90年代までのお堅いNHKの体質にピッタシお似合いの指揮者だった。