クラシック板・教養学部ドイツ科
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0400名無しの笛の踊り
2013/09/04(水) 18:15:35.22ID:cZpVtNy/佐藤通次、竹山道雄、西義之の諸先生方が思い浮かびます。
ゲーテの『ヘルマンとドロテア』は学生時分に佐藤先生の翻訳で読みました。
後年、古本屋で佐藤先生の『皇道哲学』なる著書の初版を見つけ、
「えっ、こういう先生だったんだ」と初めて知りましたが、
当時は恐れをなして(?)購入には至りませんでした。
今読んでみたい気がして、買っておけば良かったと思います。
これは今調べると1941年の著作ですが、先生は戦後も変節せず一貫していました。
考えてみれば、『ヘルマンとドロテア』も「フランス革命的なのもの」
の熱狂に対して、それと全く異なる落ち着いた世界観の中で素朴に生活しつつ、
自らを育て、かつ共同体に寄与していくという、まさにゲーテが描いたところのバークと合通ずる「保守の書」でした。
西先生の「正論」は昨今知られていないかも知れませんが、本当に正論でした。
岩波文化人とか『世界』の論調が進歩的とされた時代に、
西先生の文書を見つけるたびに、私は本当に胸のすく思いがしました。
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