戦前はなかっただろう。SPレコードはあったが、それをかけて聴かせる喫茶店
なんか、恐らく浅草にも銀座にもなかったんじゃないか?

昭和10年に出た「小さな喫茶店」は、コンティネンタルタンゴに歌詞をつけて
ヒットした。(In einer Kleinen Kondeitorei)
有名だから知っていると思うが、この曲にはこんな歌詞が・・・

『・・・・
 小さな喫茶店に入ったときも 二人は
 お茶とお菓子を前にして ひと言もしゃべらぬ、
 そばでラジオが甘い歌を やさしく歌っていたが
 二人はただだまって 向きあっていたっけね。』

音楽はラジオから流れていた。良い時代だったらしい。