ドイツの新聞批評の受け売りですが、ぺトレンコの指揮は大好評です。バイロイトの
音響の難しい点をうまく乗り越えているそうです。歌手はブリュンヒルデのフォスター
が賛否両論、2幕ではブーイングの嵐、3幕ではブラボーと評価が分かれたようです。
カストルフの演出はラインとは場所も時代も変わりアゼルバイジャンでの石油権益争い。
ヴォータンがマルクスのようなひげを生やしているのもお笑いでっし、舞台候背面に
マルクス、レーニン、スターリン、マオの大きな顔がまるでアメリカの大統領の顔を
刻んだ岩のうように出てくる。1幕は余ったらしいテレビのソープオペラみたいらしい。
ワルキューレではカストルフはかなりのブラボーを獲得、舞台には出てこなかった。
一般的に200年記念祭の意義ある演出を望んでいた人はすっぽかしを食らったみたい。
それが演出家の狙いか。以上新聞の批評の受け売りです。
最後に私見ですがヴォルフガングは興行師としてはまれなる才能があったと思う。ブーレーズ
シェローの招請とか、へアハイムのパルジファルなど。これを消したカタリナは
?。ドイツ人にとってはこれほど内容のあるパルジファルを消してしまうのは
もったいない話で、せめてもテレビで放映されたのが救いでしょう。カストルフの
起用は3番手の候補だったが一応正解でしょう。これはカタリナの功績とも言えるが
お姉さんは深い意味を持って彼を起用したのかは疑問ですね。