山根は左翼で社会主義リアリズムを持ち上げていたから無調だの12音だの前衛だの
といったものには全く否定的だった(ヴォツェックは好きだったらしいが)。
なので武満をまともに扱わないのは当然といえば当然。

まあ批評家は自分の見立てが外れたくらいで筆を折ったりはしないだろうが、
晩年の山根はたしか北朝鮮の少女歌舞団かなんかをやたら褒めまくってた記憶がある。
流石に居場所がなくなってたんだろうな。