>>586の感想は現代の視点で聴いたという点を差し引いてもいたって正直。面白いと思った。

橋本にしても大澤にしても、新しい作曲技法を追い求める一方で大衆の親しめる洋楽普及という啓蒙的な一面も持ち合わせていて、双方の路線を積極的に推し進めた。(両者ともビジネスライクに作曲を引き受けるタイプであったりもした)
なので、たとえば橋本が足利龍之介名義で作った映画主題歌や流行歌は飛び抜けて新しいスタイルではなく、おおむね類型的だよ。地が出たというより、意図的なものだと思う。
「大大阪地下鉄行進曲」は、地下鉄なのに間奏に「私の青空」が引用されているところに橋本のいたずらっ気がある以外は退屈な曲だけど、どういうわけか耳について離れないんだよなあ。