3月、4月、5月、そして今に至るまで、被爆の悲劇は続く。
演奏家の演奏技術が衰えてきた。 指揮者も立つのがつらくなったのは、この頃
になってのことだ。多くの合唱団の声が擦れてきた。 声の質が悪くなったのは
被爆のためと思われる。中年の人たちが歌えなくなった、と言われる。
聴衆の耳が衰えた。だから、高い入場料を払っても、以前ほどの音楽を堪能していない。
日本はタイヘンな被爆国なのである。 クラシック業界も被害を蒙っている。