A線の第一ポジションでCisの音をとるときに2の指を3の指にもっとくっつけましょうと
ご指導されることがあると思いますが、「腐った耳」の学習者にとってどこまでくっつけたら
よいのかが判ってないのではと感じることがあります。特に指が太い人にとっては解がみえない
のではないでしょうか。バイオリンの音律での半音は完全4度から2つの大全音(トノス)を
とりさった残り(レイマ)であり、全音の44%位の狭い半音です。半音というより
古代ギリシャ語のレイマをそのまま残音と訳した方がよいのではと思うこともあります。
成人の学習者が完全4度を感じ取れた場合、Eの開放からHをA線でとり、そのHから完全4度で
D線のFisをとりその完全5度上のCisをとることによって、理論的には学習者がただしいCis
をA線上でとれるのではと考えます。先生についていても大部分の時間は一人で練習している
学習者が一人でも正しいCisに行き着く方法をもっていると、耳が腐って判らなくなった学習者が
戻れるので、一人で無目的に指をくっつけて有理解とことなる
Cisを耳の記憶に間違って思い込むことにたいしての防御になるようにおもえます。多くの
学習者はCisとD線の完全8度上のDとがいかに狭いかを実感するのではないでしょうか。
このような学習法は先生のようが偉大はバイオリン指導者かつ演奏家としては
勧められるべきでしょうか。あるいは間違っているでしょうか。