ウィーン国立歌劇場のコーラスをやってたある日本人歌手が、
ひどい差別といじめを受けていたらしい。

カラヤンはリハーサルしていたある時、そんな空気を察して
「そこの東洋から来た方、遠いところからきて頑張ってますね」
と声をかけて労わったらしい。

その歌手は感激して、
そのままその場にわっと泣き崩れてしまったとか。

その後、異国で歌手を続けられたのは、
カラヤンのあの時のあの一言があったからだと
その無名の歌手はNHKで回想していた。
いまでも、カラヤンの墓参りを絶やさないという。

いいカッコしいのカラヤンの人を思いやる
繊細さがうかがえるエピソードだ。