ちょっと遅レスだがイエペスのアルハンブラにいちゃもんつける無知がいるので書いておくが

確かにアルハンブラという曲を単純に曲想でだけ考えると遅めのテンポで弾くべきであり
速く弾くのはセンスがない、という意見も可能かもしれない
しかし、この曲は本当に右手のできてる人が速めのテンポで大きめの音で弾くと共鳴効果を
発揮して旋律が二重にたいへん美しく響く、という曲
この共鳴効果は鈴木巌が教則本の中ではっきり書いている事であり、タレガ自身も考慮して
作曲した可能性も高いだろう
イエペスの速めのテンポでしっかりした音で弾くという演奏はおそらく十弦の効果もあって
この効果を最大に発揮する演奏で通常のギターをはるかに超えるような響きを出したものと言える
そういう意味でイエペスの演奏はギターで演奏する事をきちんと考えたものであり、作曲者の意図
にも合致する可能性もある
この曲を速く演奏するのはおかしい、という意見はギターに対して無知であり、はっきり言えば
「本当に上手な演奏家でこの曲を聴いた事がない」人という事になる
鈴木が書いているようにこの効果は六弦でも充分にでるし、俺も他の人の演奏でも聴けた事もある
ただし、この効果は録音では出にくく、イエペスの録音でもたいして感じられないと思う
生演奏で聴いてこれが感じられない人がいたとしたら、まあ耳が悪かったら聴こえないかもしれない