広上淳一が日フィルを指揮して、シュニトケの合奏協奏曲第1番をやった時のこと。

拍ごとに「クッ、クッ、クッ、クッ」と強く歯を食いしばりながら、掛け声を上げていた。

が、途中から段階的にテンポが速くなり「クッ、クッ、クッ、クッ、クックックックックックックックックックックククククククク」と猛烈にヒートアップ!!

まるで新手のコント演芸みたいな感じで可笑しくなり、爆笑を堪えるのに必死だった。あれはある意味、拷問と言えよう。

それ以来、広上の指揮したコンサートは敬遠している。