>>224
「トニオ・クレーゲル」の朗読を若い頃に聞いたなんて羨ましい。
自分は会社勤めをし始めた頃に独語を忘れないように、
短編なので「トニオ・クレーゲル」を読んだら、
日本語の訳と原文では読んだ印象が全然違うのね。
その後、トーマス・マンの小説は「ヨセフ」以外は全部読んだ。
トーマス・マンは原文で読まないとダメな作家だと思った。
(そんなにドイツ語ができるわけでもないけど)
彼が「ブッデンブローク家の人々」でノーベル賞を貰ったのは理解できる。
日本語にしても一番違和感のない小説。
英語で読んだら、独語のとはイメージ違ったけれど、
それでも「魔の山」なんぞよりはずっと分かりやすいのでしょう。

「若きヴェルテルの悩み」も読んだけれど、
ゲーテってマンに比べれば文章がありきたりで、
語り口も平板な感じがしたけれど、
受け止め方は読む人、聞く人によってさまざまなんでしょうね。