楽器っていうのは、その国の民族が自分たちの肉体に合わせて
作り上げた民族楽器が基本的に源流となっていると思う。

例えば、自分の唇を振動させて音を出すシステムの金管楽器的な
民族楽器は世界地図を広げてもヨーロッパ一帯にしか無く
アジア地域では日本のホラ貝ぐらいしか見当たらない。

ある程度いい音を出す人間の母数が多くないと、楽器として成熟し
進化させるのは困難だ。

中高で指導している吹奏楽でも指導者が一番頭を痛めるのが金管楽器
だと思う。
中高6年間やってきても雑音のような音しか出せないのはやはり何か
根本的な問題があると思う。
それは指導法とかではなく単純にフィジカルが問題なのだと思う。

それを考えると古来から横笛文化が発達していた日本でフルートの
レベルが高いのは当然のことなのかもしれない。

弦楽器も金管楽器に比べればそれほど差はなく努力の範囲内のような気がする。