レイトは「昔」とはいつのことだ、と定義したがる。
それをしないと話ができないとか言い出す。
文意が汲めないレイトは当然、レッスンでも先生に言われたことを理解できない。

「教師もレイトに辞められると困るから」とふんぞりかえるレイト生徒を破門する先生は意外と多い。
先生というものは、生徒の人数に関係なく、嫌な生徒はやめて欲しい、金のために教えているんじゃない、と思っている。
おまえら試しに先生に「やめます」と言ってみろ。ひきとめられはしないよ。
せいぜい言われる言葉は「高い楽器だからときどき弾いてあげてくださいね」
先生はおまえらより、楽器が持つべき人のところに行かずに有効に使われなくなるのを心配している。