サー・ゲオルク・ショルティ 7
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0348名無しの笛の踊り
2012/10/27(土) 07:26:30.64ID:JcoeGmZFショルティだって50年代、60年代にWPOやコヴェント・ガーデンでけっこうヤンチャやっていたよね。
ショルティはシカゴ交響楽団という高性能マシンを手中にしたことが、その演奏形態に大きな要因を与えているとも思われる。
実際のところショルティ/CSOの日本公演はほぼ行ったし、チャンスに恵まれた時には海外でも聴けた。
例えば前半ジュピター、CSOを絶妙のバランスでキープし、邁進するが暴走は絶対にさせない。手綱をしっかりと押さえてる。
後半のマーラー5盤ではうって変わったように響きをリリースするが、それでもきちんと抑制は効いていて破綻など絶対にあり得ない。
まさに職人、職業音楽家としては超優等生と言っても差し支えないと思う。
聴く側の要望や夢は色々とあるだろうが、スコアに対して無骨なまでに忠実というのもある意味徹底している。
それゆえ、ベートーヴェンなどはオリジナルではなく後人が改定した通り愚直なまでに再現してしまうこともあるほど。
もちろんショルティはそんなことは分かったうえで演奏しているのだが、それが彼のスタンダードなスタイルで自然であったと思われる。
わざわざムリしてイヤなことをするわけないからね、それもCSOを使ってまで。
どの演奏家にも言えることではあるが、あのサウンドはLPやCDやHDDの中には入りきらないのは当然のこと。
一流の職人と一流のプレーヤー(これも職人と呼んで差し支えないと思う)の融合によって生み出される音響と音楽には説得力がある。ノンポリなんかじゃ絶対ない。
音楽家仲間達とショルティ/CSO公演を聴いたあとは、しばし言葉も出なかった。
あまりの統一感、アンサンブル、圧倒的音量、その他に打ちのめされているからである。
そしてポツリと「こいつら普通じゃね〜よ」と。
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