>>89
もちろん録音状態は音色の判断には含んでいないよ。聴こえたものを感覚だけで根拠なく言ってるのではないよ。硬い音というのは比喩表現にすぎないのだから。
彼がペダリングに拘っているのは凄く分かる。ロマン派音楽では素晴らしいペダル裁きとなるであろうが、スクリャービンには合わない。
スクリャービンの幅広い伴奏型は必ずしも澄んでいて音の粒が分かる程明確にペダルを踏み分けるべきではない。むしろそれは不適切と言える。各部の伴奏型は全体で一つの響きのうねりとして捉えるべき。
また、音のバランスの取り方(倍音の響かせ方)、打鍵のクセ(鍵盤基底部にぶつかる雑音が多い)等総合的に見て、“スクリャービンにおいては”硬い音だと判断せずにはいられない。