デビューではあるけれども、コンサートのテーマを明確にしたうえで
テーマとそれぞれの曲の関係を彼の経験や考えで説明していく。
コロンブスの卵ではないけれども、これにより曲への共感が相当えやすくなったと思う。
選曲もテーマとかかわりのなかで納得のいくものだった。
よくある大曲がずらりならんだ発表会のようなプログラムではなく
彼の顧客層、また彼の年齢や体格を踏まえた、よく練られたプログラムだったと思う。
何より彼の魅力を伝える選曲がすばらしい。
これまでも早くにデビューした若手演奏家のコンサートに足をはこんだが、
いかんせん背伸びしすぎで、
まだ幼い年齢で大人の曲を弾くことをアピールするようなプログラムにはうんざりする。
君たちには君たちなりのプログラムがあるだろう!と常々思っていたが、
牛田くんのコンサートへ行って我が意を得たりの感がある。