小澤さんを批判論評するとすぐ、成功者への嫉妬、と混ぜっ返されてしまう。
だけど、こっちは小澤さんの「今」を見て率直にもの申そうとしているだけなんだよ。
かつて彼の音楽にホントに感動して小澤さんを大好きだった「今」だってあった。
嫉妬・・・などと持ち出してくるのはゲスの勘ぐり以外の何物でもないよ。

そうしたゲスの先鞭をつけた人といえば、それは評論家の江川紹子だったと思う。
ウィーン国立歌劇場と来日し、文化会館で「ドン・ジョヴァンニ」を指揮したとき、
客席から痛烈なブーイングが小澤さんに飛んだ。それを江川は、成功した男への嫉妬、と勘違いにも論評。
でもだって、公演に行ってた人なら知ってるが、えっ、と驚くほどひからびてスカスカのモーツァルトだった。
ちゃんとそれぞれの「今」を見てるから、見るに堪えず現状の批判になる、という人のほうが圧倒的に多いと思うんだよ。