しばらく規制されてて書けなかったけど、やっと解除されたみたいなので書きます。

>>244
確かにあそこにドーシドーラドーシドーラというのが出てきますね。
あれが「ディエス・イレ」の引用、死の象徴であったとすると、
おかしなことになります。
直接的に「死」の出てくる他の楽章にはこの音型が出てこないのに、
なぜこの箇所にだけ出てくる理由が説明できないのです。
もちろんその場しのぎのこじつけはいくらでもできますが、
現在のところ、最も自然に見える説明は「この音型は死の象徴ではない」
ということだと思います。
したがって私はこの箇所がディエス・イレの引用であると積極的に信じることはできません。
ディエス・イレはベルリオーズやラフマニノフが死の象徴として引用している、
だからショスタコーヴィチもやっているに違いない、というだけでは
根拠として弱すぎます。

これはご存じだと思いますが、このドーシドーラの直後の部分は
映画音楽「リア王」の引用(共通の素材を使っているというべきかもしれません)です。
こちらは偶然の可能性はない明らかな引用です。
個人的には、考えるなら、こっちについて考える方が生産的だと思います。