>>198
旧約聖書の定型句に引っ掛かって日本語訳でそれらしい処がないかと探したり、
(後で、旧約聖書をベースにした事が重要なので、それだけでユダヤに繋がる
意味があるのだと気付きましたが)動画でカンテ・フォンドのDe profundisを
探したり、随分寄り道したせいで12番は聴いてませんでした。

夕方から頑張って聴いたのですが、聞いたことのあるフレーズが一杯です。
4楽章冒頭に分りやすい形で♪ドシドラが出てますが、
♪ラドシレ/ドシドラ交響曲と言った方が早いような。

1楽章で出てくる♪ドーシドラファミレ|ドーレミファソ♭ラーソミ・・
(小節線は分りません)の部分、楽器やテンポ、音を変えて様々に変身するのが
見事ですね。

特に皮肉の目立つ旋律もないし、引用の意味を知らなければスル〜ッと聴ける
抵抗感の無さで、これだけ美化すれば文句なかろう、という褒め殺し作戦でしょう。
4楽章の明るさと立派さ!!
途中、優しげな弦や木管が出てきますが、自然も小鳥たちも救世主のお出ましを
喜んでるみたいで、それでいて終盤、金管群の立派な♪ドーシドラ・・・の下では
弦が♪ファミファミみたいな苦痛の動機で不協和音が生じたり、曲を閉じる直前も
全力で悲鳴あげてますね。
この時代は不協和音なんて当たり前で、聴き手も気に留めなかったんでしょうが、
ワーグナーの時代にこれをやったら収容所行きじゃないかな?なんて思いました。
後で工藤さんのサイトの引用コーナーを覗いてみます。