彼が勝ったのは、浜松ではなく浜松アカデミーコンクール。
ショパンでなく、ショパン in ASIAコンクール。きちっとしたコンクール歴としては、
まだほとんど無いのに等しい状況です。今度、ドイツのエトリンゲン国際に出られるそうですから、
ここで勝てば(たぶん勝つと思いますが)、初級ながら初めてのきちっとしたタイトルになります。

演奏は、12歳としてはとても良く弾けています。ピカイチでしょうし、同年代でもっと弾ける子など
いないでしょう。でも音楽面、技術面ともに、突っ込みどころ満載。
まだまだ、ちゃんと弾けているとは言い難い段階です。

テレビのスタジオで、音楽音痴(政治も経済もオンチ)のお馬鹿なキャスターをお相手に、
トークしながらの演奏で大変だとは思いますが、浜松アカデミーの頃に比べると、残念ながら
演奏は確実に荒れてきています。日本の大切な才能のお一人なのに心配です。

ジャパンアーツさん、折角「フレッシュ・アーティスト部門」で、じっくり育てるご方針だったのに
どうなさったのですか?