クーベリックの全集、聴き通しましたが、各オーケストラの違いというのが、
そんなにはっきりとは聴こえなかったように思います。

パリ管が若干明るい音色かなと思ったのと、ベルリン・フィルがさすがに
ゴージャスで、フルート独奏が吹き方からしてゴールウェイだろうと思った程度。

エンジニアが、仕上げに音色やピッチを統一したのかなと思いました。
いや、音色をいじらなくても、ピッチを統一すれば、案外オーケストラの音色の
違いというのは大差無くなってくるものなのかなと思いました。

同時期のカラヤンBPOやベームVPOと競合するからという商業的理由で実現した
変な企画ものだったらしいですが、地味でもいいからバイエルン放送響だけ
使って作れば良かったのではないでしょうか。

その方が、タワレコの復刻によらずとも今のカタログに残る渋い名盤に
なっていたかもしれません。