>>292
荒れるかもしれないから、参考程度に…

ご存知かもしれないが、ベルグルンドは3回全集を作っていて、挙げられているのは最初の全集。
二度目はヘルシンキ・フィル、三度目にして最後の全集はヨーロッパ室内管との録音。
最初の全集を私は聴いたことはないが、二度目、三度目の録音とも透徹して北欧の空気感すら感じさせる
素晴しい演奏です。
が、それだけに4番や6番のような、所謂シベリウス節丸出しの『渋い』曲については、
少々取っ付き難いという感があることは否めないかと。

私が初めて聴いて感動した全集は、バルビローリ/ハレ管@EMI によるもの。
その後、様々な録音を聴いた後に改めて聴くと、もちろん録音は古いし、オケのテクニカルな面も劣るけれども、
バルビローリの熱いのだけれど暑苦しくはない演奏は、初心者の私にはとても分りやすかった気がする。
言うなれば、ベルグルンドの演奏が純粋なまでに磨かれたクリスタルのようだとすると、
バルビローリの演奏は夾雑物の入ったガラス細工のような演奏というべきか。

どちらの方が優れた演奏家などということはナンセンスだと考えるが、分りやすさからいえば
バルビローリ盤の方が分りやすい。

同じベルグルンドであれば、分売になるけどヘルシンキ・フィルとの全集の方が、
録音面を考えてもお薦めかと。

長文、失礼。