>>123
流石セラフィン指揮だけあって序曲のフォルムの端正さと、オーラスの
カタルシスっぷりはなかなか聴かせてくれるけど、メデア役の個人技を
最も堪能できる1幕ラスト(メデアのアリア〜ジャゾーネとの2重唱)が、
イマイチカラスの調子が上がりきっておらず、ややヘタレな印象。

どっちにしろ全曲盤で買うべき。それ以上にライブ盤で聴くべき。
世評が最も高いのはスカラの53年シーズン・オープニングの録音だが、
バーンスタインのオケの統率ぶりがまだ未熟で、カラスもやや声の力に
頼りすぎな部分があるため、例えオケの出来で数段落ちてもカラスが
歌の表現で段違いに出色で、最も"メデアらしい"歌を聴かせてる、
58年ダラスライブを個人的には一番に薦める。