被災音楽ホール 工事に問題か

東日本大震災で天井が落下するなどした川崎市の音楽ホールで、
つり天井を支える柱を補強する鉄骨の一部がもともと設置されていなかったおそれがあることが川崎市の調査でわかり、
市では建設当時の状況などをさらに詳しく調べることにしています。

平成15年に完成した川崎市の音楽ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」は、震災で天井がはがれ落ちるなどしたため
今も閉鎖されていて、市が被害調査委員会を設置して原因などを調べています。
その結果、つり天井を支える柱を補強する鉄骨が、設計では22箇所に設置されることになっていたにもかかわらず、
4箇所にはなく、もともと設置されていなかったおそれがあることがわかりました。
また、このほか音楽ホールの最上部の壁の内部でも、3メートルほどにわたって3本の鉄骨が切断され、
焼き切られたようなあとが残っていたということです。

川崎市や調査委員会が、建設工事を担当した会社に問い合わせたところ
「資料が残っていないので答えられない」などという回答があったということです。
川崎市は資料を詳しく調べたり、当時の担当者から話を聞いたりして、建設当時の状況などをさらに詳しく調べることにしています。

02月14日 19時38分
ttp://www.nhk.or.jp/lnews/shutoken/1003014741.html