むかーし、デーやんかなんかの本で読んだのに書いてあったと思うんだけど、日本における第九は
特殊事情があって、年末の演奏会で極めつけの名曲をやることで収益にしていた。
だから、日本ではやたらめたら第九をやるが、本場のヨーロッパではそんなにやるもんでなく、
一生振れない指揮者もいるんだって書いてあったと思う。

まあ、あれは演奏する側の・・・って意味が大きい、といってしまえばそうかもしれん。

学生のころオケで先輩らが、運命の練習をしているのを聴いていたのだけれど、
本当にあの冒頭のジャジャジャジャーンってのは難しいのよ。
伸びたラーメンをすすっている、「ずずずずーん」にしか聞こえない(笑)

というわけで、日本人のクラシック受容という意味で、ああいう第九というのは
意味があると思う。
ただ、私自身はクラシックを聴く、というのは異文化の理解だと思うので、
できるだけその国の音楽家による演奏を聴きたいと思う。