ショスタコーヴィチは政治信条がどうのとか社会主義がどうのとか小難しく考えると自分から距離を置いてしまう感じになる。
まあ知らないよりは知っていた方がより楽しめるものではあるだろうけど。

傾向として親しみにくい人は書法が機械的すぎるっていうのがあったりする。
マーラーみたいにうねるタイプでもないから、結構一本調子になりやすい。
やっぱりそれをどう聴かせるかは演奏者の腕とセンスにかかってくるってことだろうな。

機械的なのを「人間性を削ぎ落とした」と見て「じゃあ演奏で補いましょう」とか「削ぎ落としたままやろう」とかしたり、
「逆に仮面かぶってんじゃね」と見て「じゃあ仮面を剥ぎましょう」とか「仮面のまま踊りましょう」とか試みる演奏もある。
アプローチは数多あるけれども、正解は特にない。
そのへんが魅力だと個人的には思っている。

初期の弦楽四重奏とか好きだったりする。