FMアコースティックというメーカーのFM222というフォノイコライザーは、ターンオーバー周波数と
10kHzにおける高域減衰量を自在に変えられる。

この機械の取説にも書いてあるよ。1968年以前のDECCA SXLは、かなりのものが10KHz以上が
持ち上がっているので、10kHzにおける高域を減衰させた方がバランスが取れると。レコード芸術
に書かれていることも間違うではない。新しい1980年代のLPレコードをワイドレンジにきっちり再生
できる装置だと1960年代のDECCAは上手く鳴らない場合があるのはそういった理由だ。

もし、RIAA固定で鳴らすなら、高域の伸びきっていない丸針の付いたカートリッジの方がバランス
が取れてマッチするし、新しいラインコンタクト針だと10KHz付近から少し落とさないとバランスしな
い。要するに、当時の装置にマッチングさせてバランスをとってあるということだ。