太田黒氏はドビュッシーを紹介した人として知られるが、2歳しか違わない野村氏
は長生きした上に晩年まで評論活動を行ったため、心ならずもシュトックハウゼンやら
ブーレーズといった前衛曲まで取り上げる羽目になった。
今でも覚えてるのは野村さんがポリーニの来日公演を評した時のもので、
シュトックハウゼンの「ピアノ曲」を、「あんなものは音楽とは思わないが、
演奏は素晴らしい」というもの。