結局、多くの人が楽しめる、吹奏楽の特性を生かしたオリジナル作品って、
スーザなんかのマーチなんだろうと思う。
曲にもよるけど、オケでやると重いし歯切れが悪い。
ここではスレタイと逆に、「オーケストラは吹奏楽の劣化」になってる。
マーチ以外でも、カレル・フサの「プラハのための音楽1968」やら、
大栗裕の「大阪俗謡による幻想曲」などは、吹奏楽版の方がいい。
(一方、ホルストやヴォーン=ウィリアムズのは、そんな違いを感じない、
というかどっちの版もそれぞれいい)

オーケストラといっても万能じゃなくて、吹奏楽以外にも、弦楽四重奏やら、
ジャズやロックのレパートリーをアレンジしてやっても、
「重くてもっさりだな、やっぱり元の方がいいな」と思うことがよくある。
(最近では、吉松隆のアレンジした「タルカス」のCDを聴いて、そう思ったけど、
あれは演奏のせいもあるな…)

やっぱり、それぞれの特性を生かしたオリジナルの作品を演奏するのがいいだろう、
と思うけど、短いマーチばっかりじゃもたない、よいオリジナルはまだ少ない、となると、
オケのアレンジを演奏せざるをえないという、残念な結果に。