>>487
私の能力が高いかどうかは知りませんが、
古代ローマ史を研究されている塩野七生さんの言葉を借りれば、
人格が高潔であることと目的を達成することは、直接には何の関係もない。
人格に問題があろうが、目的を達成すれば、それはいい指導者なのです。
(塩野七生『ローマから日本が見える』 2008年、集英社)

私が演奏者なら、指導者が気持ちよく演奏させてさえくれれば、何も言うことはありません。
演奏者にとってのベストとは、最高の演奏を披露することだから。
アマチュアバンドにはよくいるような、中途半端に指揮法をかじった指揮者よりは、私の方が演奏を知っていますよ。
私の演奏にはきちんとした根拠があり、説明を求められてもきちんと説明できます。
指揮者は、最初のうちは、演奏者に質問し、演奏者から演奏のノウハウを学んだ方がいい。
指揮者の仕事は、指示命令を下すだけではない。学習することも、大切な仕事なんです。
そうすることで、指揮者は自信を持って演奏者に指示できるようになるのではないか。私はそう思います。