1977年5月号のレコ芸を紐解いてみた。

交響曲欄のプレヴィン撃墜王 大木正興。

ハイドン 交響曲第88番 96番(EAC80328)
アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団

「・・・何やら怪しい手つきで音楽を撫で揉んでいるような独自のもので、
ト長調の緩徐楽章や両曲のメヌエットのトリオなどとても歌などといえるものではなく、
もっとはるかに不気味な倒錯感があるが、そういう趣味もあるいは現代の一局面で
あるのかも知れない。

オーケストラは必ずしもよい響きではなく、録音は多少反響を多めにしてプレヴィンの愛好者に
焦点を合わせているようだ。」