>>452
この仕事がなぜ暗中模索かといえば、いわゆる名工、匠、巨匠と呼ばれる人たちは、バイオリンの作り方のコツ、
秘儀、奥義を、自分の息子をはじめ弟子にも誰にも教えずに死んでいくからだ。
つまり、新しくバイオリンを産み出す人間は、常に自己流でやっていくしかない。
頭をあっちにぶつけ、こっちにぶつけ、常に実験や試行錯誤を繰り返しながら、自分なりのバイオリンの製作法を
構築していかなければならない。暗中に光る一点の灯明を求めて右往左往し、香酸をなめ、苦杯を喫し、そうして一歩、
また一歩と進んでいくのである。
「海峡を渡るバイオリン」 陳 昌鉉=語り

ストラディヴァリの頃のバイオリン製作に関しては、家のわざとか関係ないみたいだよ

クライスラー/愛の悲しみ ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
ヴァイオリンとピアノの音のバランスが絶妙に良い