楽譜通りに演奏するから、音程は決まっているかと言えばそうでもない。

上手な人は音程も揺らしてエモーショナルな演奏をする。つまりビブラートだ。
アマチュアの間では、ビブラートの重要性が軽視されているのではないか?

例えば尺八なら、首ふり3年コロ8年という言葉があるし、エレキなら教則本に
ビブラートの幅を、大きさ・速さとも制御できるよう練習する旨が書かれている。

クラシックギターはビブラートをフラット方向にもシャープ方向にも
掛ける事ができる。その特徴を生かした記譜や教則本は見たことが無い。
演奏者に任されているのだろう。
良い演奏とそうでない物の分かれ目になっていると思う。

また、ギター編曲譜で、ローポジで弾いたほうが楽な音を、ハイポジで弾くように
指定している物を良く見かける。これはギターにとって美味しい音がする7〜10F辺りで
歌わせてくれ、という意図だろう。歌わせるにはビブラートが重要だ。
譜面の運指を見てピンとくる人がどれぐらい居るのだろう?