よくわからないが、真実を書いて何が悪いんだろう?

俺は、ドイツものを真剣にやったときのN響は評価するよ。
ホルスト・シュタインのワーグナーなんか素晴らしかったし、
サヴァリッシュの英雄の生涯など涙ものだった。
新国立劇場で、ジークフリートと神々をやったときは、感服した。

でも、マーラーに関しては都響の足元にも及ばない演奏が
続いている。というか、楽団の路線が一昔のベルリンフィル
を理想としているから、マーラーに真剣に取り組もうとしない
ように見受けられる。というか、系統立ててこれがマーラー
だというヴィジョンをN響に示してくれた指揮者がいなかった
と思う。

その点、都響は、渡邉、若杉の時代からインバル、ベルティーニ
そしてまたインバルと「マーラー命」できているから。

それにしてもチクルスにしてくれてよかった。いままでは、インバル
は一期一会のつもりで同じ曲を繰り返し演奏しないつもりで演奏
してきたように感じた。そうするとマーラー9番はずいぶん先の
お別れまでお預けだと思っていたが、チクルスでやってしまえば
9番のあとにも、ショスタコの全集やらが続けられる。
良かったと思う。

まあ、マーラーのファンなら、共通認識でだれでもが知っていて
誰でもが感じていることだと思うが。

スクリャービンの2番のアダージョ素敵ですね。いい曲だ。