各プレーヤーのテクニックは今も昔も変わらず超上手い連中が揃っている。
ただ全体としての統一感、ここぞというクライマックスでの緊張感と爆発力は
カラヤン時代の方が勝っているね。映像で編成を見ても分かるが、カラヤン時代は
金管や低弦部を肥大化した大人数で弾いていたというのもあるが。

カラヤンは自分の楽器などと傲慢なことを言って好き勝手やって、徹底的にBPOを
磨き上げたからだが、反面特に70年代後半以降はレパートリーも演奏もパターン化、
マンネリ化していった。

ラトルは表情の豊かさ、音色のパレットの多さでは、カラヤン節べっとりの
パターン化された演奏よりも繊細で楽しめるんだけどね。
カラヤン崇拝者には残念ながらそこら辺が欲求不満らしい。