諏訪内の演奏はガタガタなんかではないと思う。
むしろ、以前よりも今の方が良い演奏をしている。
なんか、HMVのレビューにも知ったかぶった顔して
「諏訪内の演奏は初期(チャイコンの頃)の頃が一番良かった」云々書かれていたりするが、
どうなんだかね。ただパワーがあっただけじゃん、としか思えんな。

ガッツリ、パワフル、胸いっぱい、な(神尾のような。それはそれで悪いとは思わんが)
演奏を好む人は諏訪内を良いとは思わないのだろう。それは分かる。
彼女の演奏の魅力は別ものだからね。
繊細さ、独特の透明感、ボーイングの美しさ、その美しいボーイングから出る美しい音色。
曲に対する誠実さ、適度なクールさ。
こういった諏訪内の演奏の魅力は他の日本人奏者には無いものと感じる。

そういった事の理解も無しに、最近もてはやされている奏者と、
それも貧弱な尺度の物差しで比べて、云々かんぬん彼女を否定する人が多いようだが、
「では、諏訪内の演奏のどこが悪いのか」具体的に詳しく話せない人が多い。
そういう人って、本当に聴く耳を持っているのか、甚だ疑わしいと個人的には感じる。