ウォーナーは一見奇抜なようで、歌手の動作や小道具大道具に至るまで、良く考えられていた。
音楽や作曲家自身による台本を丁寧に汲み取った上での演出だったので、説得力があった。

ノイエンフェルスは奇抜さがウケ狙いで、必然性を感じないことが多い。
出だし(第1幕前奏曲)のローエングリンのパントマイムとか、
最後の場面、エルザの弟が胎児の格好で自分のへその緒をちぎって投げるとか、
音楽や台本との整合が分からない。
(誰か解説してくれ)

ウォーナーに比べて作品への理解が浅い「頭の悪い演出家」、
というのが素直な感想だ。