ワーグナー自身は自分の楽劇の入門編として、《ジークフリート》を
考えていただよね。
確かに第一幕でノートゥングを鍛錬し、第二幕でファーフナーと闘い、
第三幕でブリュンヒルデと会うという青年のビルドゥングス・ロマン。
ややこしい人物相関を無視しても十分楽しめる。

しかし、彼の意向と違って、指輪で単独上演されるのは《ワルキューレ》
になってしまった。やっぱ旋律の違いなんでしょうね。