震災のがれきの山を見ているような荒涼とした前半。
わざとか、ゆっくりのテンポにオケ沈没。4楽章もトラウマを引きずっているよう。
ほんと最後だけ立ち直る。まるで震災後、一向に立ち上がらない日本の政治をみているよう。
この解釈は好きではないな。ハーディング、ロンドン交響楽団と来日したとき
オペラシティでマーラー5番やった。あのときも良くなかった。コンマスがこの若造
の解釈には共感できないと、全く指揮にあわせない演奏だった。

新日、以前はもっと上手かった気がするが、今日の冒頭のトランペットはなんだ?
中年太りのように音符のなかが膨らんだ、へんなイントネーション。どうしたんだろう。
ハーディング、実はマーラーに向いていない?最終楽章の次々と変奏が繰り出されるところなんか
全くお祭りさわぎ。昔、大野が丁寧に変奏を明瞭描き分けて舌を巻いたが、そのあたりの掘り下げが足りない
のではなかろうか。