14番は、初めて聞いたときは、
第1楽章以外は良いとは思えなかった。

第1楽章は、
「お坊さんのお経みたいだ」と思いながらも、
すごく深いものを感じた。
でも、ほかの楽章が平凡に聞こえたんだよね。

とくに、聞きどころと言われる第4楽章がわからなかった。
12番 第2楽章・13番 第5楽章・15番 第3楽章・16番 第3楽章は、
その濃厚な雰囲気に、初めて聞いた時から惹かれたけど、
14番の第4楽章は、
それらに比べて やけに あっさりしているように感じられて
物足りなかった。

でも、何度か聞いているうちに好きになった。
今では、ベートーヴェンの後期の緩徐楽章では、
14番の第4楽章が一番好きかな。