きょうの「サロメ」。まずまず良かったけど、イマイチ印象薄めかな。
官能とか頽廃といった「毒」が足りない。
それはヴァイケルトの指揮と、ズンネガルトのキャラクターによるものだろう。

ズンネガルトは「少女サロメ」を目指したもの。
クリーミーなしとやかな声で、声量はやや不足することもあるが、無理して絶叫しない。
(たぶん意識的に)子供っぽいしぐさが特に前半にあったし、
容姿もビアズリーの挿絵よりは、ロセッティの美少女を連想させる。
七つのヴェールの踊りのヌードも、ブラを外したら
肋骨がクッキリと浮かぶスレンダーボディに見事な貧乳で、そこらへんも「少女」らしい。

ヨハナーンとヘロディアスは良かったけど、代役のヘロデは弱かった。