●柘植久慶著 「東京湾大津波、東海・東南海連鎖地震ついに発生す」
 PHP研究所、2005年5月、

「新橋、銀座が水没した」全身ずぶ濡れの男女が震える声で告げると、思わず秋川の
背筋が寒くなった。
新橋から日本橋にかけて高さ数メートルの浸水があった場合、地下鉄の路線がまともに
影響を受けるはずである。

▼「日比谷線、銀座線、丸ノ内線、千代田線、都営浅草線、大江戸線、有楽町線、東西線、
都営新宿線、都営三田線……ほとんどがやられるぞ!」。休日ダイヤとは言っても、50本
や60本の電車が地下で水没する事を意味している。乗客が助かる可能性など、ほとんど
考えられなかった――。
▼200X年3月、震度7強を記録した東海・東南海連鎖地震は、次の瞬間、10メートルを遥かに
 越える“大津波”に姿を変えて、日本の太平洋沿岸を蹂躙していく。
▼崩壊する街、逃げ惑う群集、悪化していく治安……。水に飲み込まれた大都市の恐怖を
 克明に描き、想定される未曾有の大災害に警鐘を鳴らした衝撃の近未来小説。
●第1章 新年会、●第2章 春分の日、●第3章 大地震、●第4章 東 京 
●第5章 南紀勝浦、●第6章 蒲 郡、●第7章 清 水、●第8章 名古屋 
●第9章 高 知、●第10章 大 阪、●第11章 ゼロメートル地帯、 
●第12章 治安悪化、●第13章 被害状況