小林秀雄『モオツァルト』を読む
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0053名無しの笛の踊り
2011/06/25(土) 21:56:13.08ID:96SeJjtC妙な言い方をするようだが、聞いてはいけないものまで聞いてしまったように思える。
ワーグナーの「無限旋律」に慄然としたニーチェが、発狂の前年、「ニーチェ対ワーグナー」を書いて最後の自虐の機会を捉えたのは周知の事だが、それとゲーテの場合との間には、何か深いアナロジーがあるように思えてならぬ。
(中略)
二人とも鑑賞家の限度を超えて聞いた。もはや音楽なぞ鳴ってはいなかった。めいめいがわれとわが心に問い、苛立ったのであった。
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