たとえば、彼は1970〜90年代、小澤征爾の音楽はほとんど評価していな
かった。アンチ小澤だ。翻って朝比奈には手の平を返したよう。好き嫌いは別
にして、小澤ほど命がけで音楽と格闘してきた指揮者も少ない。その酷使で、
近年、喉頭がん、腰痛など生命の危機を迎えている。かたや宇野は何をしてき
たのだ。年齢は同じくらいだが、宇野が偉そうなことを言ってはいけないはず
だ。