昔 昔 コーホー大先生というのがおったそうな・・・

ある時一念発起して,指揮者の学校に入ったそうな。
一限目は,精神講話でして,フルベンが講師で「精神性とは何か」というタイトルだった。早速出席しようとしたら,「ドイツ精神の分かるもの
のみ受講可能!」ということで,コーホー大先生は教室から追われてしまった。
しかも,うちの学校の生徒でないはずのクナとかは受講可能らしい。
仕方ないので,廊下で講師のフルベンに挨拶しようとして笑顔をみせたが,先方は無視して教室に入っていってしまった・・・・・

しょうがないので廊下でウロウロしていたら,突然後ろから跳び蹴りを食らったので,この野郎と思って見たら,生活指導のトスカニーニ教授だった。
コーホー大先生は「フルベン教師から授業を追われたのです。しかし私の魂はどこにいようと勉強への意志を示しています」と言ったのだが,「いや廊下にいる奴はすべてサボりだ!」と怒鳴りつけ去っていった。
この野郎,てめえのローマの松,今度酷評してやる・・と悪態をついていたら,校長のワルターが笑顔でやってきた。

そこで,コーホー大先生は事情を話し,あこがれの音楽大学へ進学できるよう,自分に向く先生をつけてくれるようお願いした。するとワルター
校長は,考えたあげく,ベスト指揮者3人を選んでくるレポートを書いたらいい先生を紹介しようと言われたので,コーホーはフルベン,クナ他1名を
書いて提出した。
するとワルター校長は,素晴らしいレポートだね,では明日いい指導員が来るので,裏庭にある船着き場で待つようにと言われた。

そこで,コーホー大先生は次の日,喜び勇んで学校に行き,船着き場にいくとワルター校長が川の向こうに先生がいるので,自ら船を漕いでくれると言う。
そこで,早速船に乗ったのだが,川の真ん中まで来たときに,突然
ワルター校長は鬼の形相になり,コーホー大先生を船から突き落としてしまったそうな。
意識が遠くなる中で,ワルター校長が一言言った「なぜ俺を1位にしなかった」

以上,昔 昔のお話だよ