しかし大ミサ曲ほどの名曲を未完のまま捨て置いたというのは、モーツァルトの不可解なところだ。
あのきわめて美しいEt incarnatus estにしても前奏とコーダ以外の弦楽パートは空白であり、
モーツァルトがせいぜい2〜3時間の労を惜しんだせいで、一長一短ある現代人が補筆した版で聴かざるを得ないのは残念だ。
不可解を通り越して不愉快さすら感じる